J-WAVEが、ポッドキャストとNFT(非代替性トークン)を組み合わせた音声ファンマーケティングサービスの提供を開始しました。
第一弾として、ポッドキャスト番組『福田さん!どうしてKATANAに乗らないの!? supported by SUZUKI』がradikoで配信開始されました。スズキのバイク「KATANA」のファンコミュニティを活性化させるための施策で、ポッドキャスト聴取後にNFTデジタルステッカーが配布されます。
ポッドキャストを聴いてNFTを取得
『福田さん!どうしてKATANAに乗らないの!? supported by SUZUKI』は、バイク好きとして知られるお笑いタレント、チュートリアルの福田充徳氏がKATANAの魅力を語る番組です。2024年2月にポッドキャスト機能がリリースされたradikoで配信されています。
全4エピソードを聴いたリスナーには、聴取証明としてNFTデジタルステッカーがプレゼントされます。NFTを所持しているリスナーのみが、特別エピソードにアクセスできる仕組みになっています。
取り組みの背景
J-WAVEは2023年5月より、radikoで月に50時間以上J-WAVEを聴いたリスナーに「NFTデジタルステッカー」をプレゼントするサービス「J-WAVE LISTEN+」を行っています。NFTデジタルステッカーの保有数に応じてリスナー限定リアルイベントに招待されるなど様々な体験が提供され、エントリーは1万人を超えています。
一方のスズキも、2023年9月に行ったイベント「KATANAミーティング2023」の来場者にNFTデジタルステッカーを配布したことをきっかけに、NFTを基軸としたKATANAファンコミュニティに対する施策を強化していました。
音声コンテンツ×NFT
本サービスは、リスナーにNFTや特別エピソードへのアクセス権を送ることで、リスナーのロイヤルティの向上を目指しています。
同様の取り組みとして、SUSHI TOP MARKETINGがエフエム京都の番組で実施したオーディオクーポンキャンペーンなどが挙げられます。音声コンテンツとNFTの活用については『音声コンテンツ×NFT活用』からも資料をダウンロードすることができます。
NFT (Non-Fungible Token) とは
NFT(非代替性トークン)は、ブロックチェーン技術を用いたデジタル資産です。各トークンが一意で交換不可能な特性を持ちます。これにより、デジタルアート、音楽、仮想不動産などの所有権や真正性を保証し、トークン取引は分散型台帳に安全かつ透明に記録されます。NFTはクリエイターとコレクターに新たな収益モデルを提供し、デジタルコンテンツの価値を変革する可能性があるとされています。
参照元:J-WAVEがPodcast×NFTの新サービスをリリース 第一弾としてスズキのバイク「KATANA」のファンマーケティングに活用!『福田さん!どうしてKATANAに乗らないの!?』番組を配信開始
ポッドキャストはニッチの海とはいえ、バイクの車種ひとつで番組が作れるの、すごい。